ヨルムンガンド

2012年のTVアニメシリーズ『ヨルムンガンド』の海外の反応をご紹介します。

「ココ・ヘクマティアル」をリーダーとした武器商人達の日々の駆け引きが描かれた作品です。銃を中心に様々な軍事兵器が登場するアクションシーンが見所ですが、軍事的・政治的なストーリーとしても良く出来ています。

視聴後の感想をまとめていますのでネタバレ有りです。



海外のアニメファン(アメリカ)
この作品のすごいところは、作者が作品のテーマについてとても良くリサーチしているということだと言いたい。その例を挙げたいと思う。

第21話で、マリーンズとネイビーシールズがそれぞれ異なる迷彩服を着用している。これはハリウッドが出来ていないことだ。作中に出てくる無人航空機も全て実在する(8話で言及された「ニューロン」は実際にはフランスのもの)。7話でココがレストランから飛び立つのに使ったヘリはスーパーハインド Mk. Vと呼ばれるもので、これは南アフリカによって改修されたものだからまさにその起源国での登場となっている。ココがヨナにしたCIAの仕組みについての説明は、実質的にCIAのウェブサイトから取ってこられたものだ。アフリカでの大星海公司(ターシンハイコンス)の行動は、現実の中国の民間軍事会社がやっていることと全く同じ。彼らは利益を出すためだけでなく自分の国にとっても有利になるような仕事を引き受けている。

そして、この作品以外でフィンランド国防軍緊急展開部隊がメインキャラクターになってる作品を最後に見たのはいつ?



海外のアニメファン(オーストラリア)
この作品はお気に入りの一つ



海外のアニメファン(アメリカ)
最近この作品見たんだけど、舞台が高校に全く関係のないアニメを見るのは新鮮だった。



海外のアニメファン(オーストラリア)
一週間で全24エピソードを見た。『フルメタル・パニック! The Second Raid』以来のベストなミリタリーアクションアニメと言える。ざらついていて、アニメの標準としては現代の戦争状況を驚くほどリアルに描写してるよ。そしてとても「灰色」な要素がある。善悪の境界線は無く、全てがとても曖昧にされていんだ。誰が味方?誰が敵?狂気の崖っぷちで生きる人々のクレイジーな世界が描かれているね。



海外のアニメファン(アメリカ)
最後のオチでは、人間が“全ての戦争を終わらせる”ための試みだけが示されている。こうやってオープンエンディングで作品を終わらせたのは賢い選択だと思う。

※オープンエンディング=その後の展開や結末が視聴者それぞれの解釈に委ねられたエンディング



海外のアニメファン(ハンガリー)
日本語バージョンの方が良かった。^^
英語版はココの特別な感じが出ていなかったし、声が深すぎた。ココは「クレイジーな女」って感じだから、伊藤静の高い声が合ってたよ。^^
音楽も良かった(´・ω・`)



海外のアニメファン(ルーマニア)
この作品は2012年に俺のガンアクションへの欲求を満たしてくれた。そして結果的にはそれ以上のものとなった。同時期にFate/Zeroが放送されていて、そっちに注目が集まっていたから多くの人がこの作品を見落としていたと思う。

個人的にはブラック・ラグーンよりもこっちの方が好き。理由は、ヨルムンガンドのストーリーはブラックラグーンがやらなかったようなところまで及んでいるから。もちろんそれがブラックラグーンの欠陥と言うべきではないし、そもそもやろうとしているわけではないのだから結局は好みの問題なんだけど。ココ・ヘクマティアルはいままでのアニメキャラクターの中でお気に入りの内の一人になった。作中を通して面白みのある感じだったし、最後まで計画をやり抜く人だ。(途中で怖じ気づいてたら嫌いになってた。)

でも一人のキャラクターがストーリーを動かすのではなくて、全員がストーリーを動かしていた方が良かったとは思う。その方が自然な感じがするから。



海外のアニメファン(シンガポール)
ヨルムンガンドは最高。本当に大好き。メインのストーリーはそれほど良いものではないっていうのは分かってるけど、終わってしまった時は虚無感を感じたよ。ココたちをファミリーのように感じてキャラクターで作品を好きになっていたから、もう一緒にいることを経験できないのかって心境だった。



海外のアニメファン(デンマーク)
この作品で作曲をやった人(岩崎琢)は『ノラガミ』の曲もやってるんだ。でも彼のベストな曲は、自分の中でも好きなアニメである『刀語』にあるんだけどね。ちなみにそれもWHITE FOXによって制作されている。とても良いからぜひ見てみて!



海外のアニメファン(フィンランド)
メタルギアソリッドのアニメがあればなぁ…



海外のアニメファン(アメリカ)
この作品本当に好き。素晴らしいよ!



海外のアニメファン(アメリカ)
ブラックラグーンみたいなのを期待してたからちょっと失望したけど、それでも十分楽しめるものではあった。



海外のアニメファン(クロアチア)
この作品は「平均以上」っていうことだけ聞いていて、全く何も知らない状態で見始めた。

先日見終わったけど、『Fate/Zero』『バッカーノ』『鋼の錬金術師』以来のお気に入りになったよ。この作品のほぼ全てが好き。でもそれらの作品と違ってこの作品は決して傑作とはみなされていない。自分が思っているほどいいものではないのかも知れないけど、それでも私はこの作品が過小評価されてると思ってる。



海外のアニメファン(アメリカ)
↑同意。どう見ても決して完璧では無いけど、アニメ作品はそれが十分楽しめるものであれば、それ以外のことはどうでもいいと思う。楽しめるものである限り、欠陥があっても見る価値はあると言えるね。



海外のアニメファン(ブラジル)
ヨルムンガンドはブラックラグーンを甘ったるくしたような感じ。この作品は好きだけど、ブラックラグーンの方がアンダーグラウンドな考え方や組織を良く描写出来てると思う。



海外のアニメファン(アメリカ)
この作品の音楽は本当に良かった。特に一期のOPとEDが気に入った。



海外のアニメファン(ギリシャ)
この作品も『Phantom -Requiem for the Phantom-』も、とても良かったのに最終回が残念だった。



海外のアニメファン
誰かがこの作品を「政治的なブラックラグーン」と表現しているのを聞いたことがある。ブラックラグーンを見たことがある人にとっては、この言い回しはかなり的を得ていると思う。

世界を舞台に武器商人の取引を描いたストーリーだ。アクションの素晴らしい作品だが、武器取引においての政治的な駆け引きがこの作品のストーリーを素晴らしいものにしている。だから残念な点は無いし、アクションも十分あって盛り上がれる。

個人的にはココのアニメーションに残念な点がある。それほど大したことではないけれど、慣れるのに数話かかった。ココの太くて白いまつげとまゆげは、まゆげが二本あるかのように時々見えたし、最初は女ではなくて男とも思えた。ほとんどの人は気にもとめないだろうけど、少しおかしく思う人も中にはいるだろう。

総合すると、同じカテゴリーの作品と比べると10点中10点。いままで見た全てのアニメと比べると10点中7点だった。



海外のアニメファン
好きだったけど、二期の後半から展開が急がれすぎたね。ココが突然スーパーコンピューターを組みだし始めて、完成、2年のタイムスキップが挟まれて、そして起動…。いろんなことが説明不足になってる。例えば、なぜココは起動する前にヨナが戻ってくるのを待ったのか。彼女は以前にヨナが自分を殺したとしても起動を止めることは出来ないと言っていた。つまりこれは何をもってしてもココがコンピュータを起動することは止めることはないということ。7/10(10点中7点)。



海外のアニメファン(オーストラリア)
漫画作者には続編を書いて欲しい。キャラクターがすごくいいし、オープンエンディングではまだ物足りない。White Foxのアニメーションクオリティはいつだって一流だ。



海外のアニメファン
このアニメはグレートだった。でもキャラクターが長く喋るところは退屈だった、あと最後のオチは…満足のいくものではなかったね。10/7。



海外のアニメファン(アメリカ)
最後から4話前くらいまでは素晴らしかった。ヨナがココを殺して、あのどう考えても失敗するような馬鹿げた計画を止めてくれると願ってたから。このアニメにはモヤモヤした気持ちを多く感じてる。特にココの父親について知りたかった。言いたいのは、このアニメは多くの疑問を残してるけど、だからこそ3期を作っても良いってこと。そんなことはまずありえないと思うけどね。8/10。



海外のアニメファン(アメリカ)
ココの計画は理想論過ぎて嫌いだった。暴力をやめさせるためだけに人類の100年の歩みをなかったことにするなんてことはできない。

二期は平均的には良い場面もあったので6/10。



海外のアニメファン(アメリカ)
量子コンピュータがある施設を破壊されたら計画は終わりじゃないのか?もしくは打ち上げたのがバックアップになってるとか?どっちみち飛行機が飛ぶのを止めさせることは出来ないでしょ?よく分からん。

でもとにかく、良い作品だった!2日間で二期とも見た。半分は何を言ってるのか理解できなかったけどおもしろかったよ。10/10



海外のアニメファン(クロアチア)
そこそこの作品。一期の方が良かったし、オチも好きになれなかった。5/10。そこそこの作品だけど、特にこれといったものはない。



海外のアニメファン
エクセレントな作品、10点満点!



海外のアニメファン
興味深い結末だった。ココを応援するべきだったかのかな?なぜそう聞くのかというと、私は応援していなかったから。キャラクターは死ぬほど好きだけど、彼女は邪悪なサイコパスだよ。3期を作ってヨナに脳天を打ち抜いて欲しい。

この作品は大好き。興味深くて、面白くて、驚くほど的確な軍事テクノロジーや地政学の描写。9/10。



海外のアニメファン(アメリカ)
↑同意、いいこと言った。
最後のオチは良かった。私たちに考察する要素を残してくれたね。ココのキャラクターについては君が言ったとおり。彼女の計画は失敗して欲しい。堂々と彼女の動機に疑問を呈したのはルツだけだったから、彼には敬意を表す。残り、特にバルメは盲目的に殺戮に加担してたよね。強く知的な兵隊としてあれは少しどうなんだろうと思う。彼女の計画が明らかにされるまではココのキャラクターが好きだったけど、キャスパーの方がいいね。ヨナについては、「子供は大人になって自分の道を見つけろ」だ。ココへの想いが冷めれば、人間らしい道に戻っていくだろう。



海外のアニメファン(南アフリカ)
これが本当のオープンエンディングだ。良いこと、悪いこと、いろんな可能性が想像できる。

時々混乱させるような場面があったし、あっちこっち行ったりするのは必ずしも良いとは言えない。8/10としよう。

結局のところ、ココはlocoだね。(※作品のBGMの歌詞、「her name is koko she is loco」からの引用。locoはヒップホップ系のスラングで「イカれてる」の意。)



海外のアニメファン(オランダ)
かなり良かった。オープンエンディングは自分の好みじゃないけど、この作品では良く出来てた。漫画がなぜ終わったのか分からないけど、もう少し説明や結論についてのチャプターがあってもいいと思う。8/10。

アクション良し、ストーリーも良くてそして知的、そしてアートスタイルは本当に賞賛に値する。武器やその他色々もリアルだった。グレートな作品。



海外のアニメファン(アメリカ)
最後の2エピソードまでは良かった。最後のエピソードはヨナがほぼ主役だったね。自分が気にしていたココの出番が少なかった。ココがみんなをまとめて世界平和を実現させようとしてるのが好きだった。でも、彼女はかなりの天才で周りにも賢くて兵隊的な仲間がいるのに、まるで子供の意見が重要であるかのようにヨナにかまいすぎた。全体を通して10/10だったけど、最後の二話が9/10まで…もしかすると8/10までも下げたよ。

みんな良いキャラクターだった、ヨナのガキさえも。ココの元を去るまではね。

何人かの人が言ってるように、漫画が終わったのと同じところで終わってるから、おそらく3期は無い。
続編作っても良いのに(o >ω<)o

新しい世界がどうなってるのか見てみたいよ。



海外のアニメファン
完璧なアニメ。少しの例外はあるけど全てのエピソードが気に入った。最終回はもっとアクションが欲しかった。個人的には10/10。自分が見た他のアニメにも言えるけど、続編が欲しい。



海外のアニメファン(マレーシア)
ヨルムンガンドが遅れた理由はヨナだったわけか。ココはただ彼にあの場にいて欲しかったんだな。

続編は無いだろうし、最後のオチも良かった。ヨルムンガンドがココの理想を実現できたのかどうかは視聴者が決めればいいと思う。

でも、私はキャスパーの考え方に少し共感してる。人間はずっと争ってきたし、武器の売買を止めることは出来ないと思う。



海外のアニメファン(スウェーデン)
7/10。なんだろう、ただ…最後のオチに失望した。それだけ。
 ノ ̄□ ̄)ノ ~┻━┻



海外のアニメファン(イギリス)
アクションが無くて全然予想していた最終回じゃなかったけど、正直満足のいくものではあったと思う…。最後での再結成、そしてココがボタンを押す最終回は素晴らしかった。ラストエピソードでほとんどアクションシーンがなくても楽しめる場合はめったにない。だからヨルムンガンド、良くやった…。

終わったのは悲しい。3期が欲しいけど、これが漫画の終わったところと同じなのであれば、願うだけで終わりそうだ。
(;_;)





https://www.youtube.com/watch?v=pctC5LR0aig
http://www.amazon.com/Jormungand-Complete-First-Series-Blu-ray/dp/B00EV5I8JA
http://myanimelist.net/forum/?topicid=536578&show=0

【追記】
いただいたコメントを参考に記事を一部修正いたしました。
「エンディング」 → 「オチ」「最終回のオチ」